30代夫婦と子どもが2人で1か月の食費は3万円。いつも心がけている食費の節約方法とは?
仕事は事務職で平日の勤務をしています。 正社員ですが、時短勤務で契約しています。 年齢は38歳の女性です。 家族は11歳と14歳の子どもが2人。夫はおりません。 小学生と中学生の、食べ盛りがいる3人家族です。
1日の食費は約857円、週ごとに見る内訳は?
一日の食費857円です。中途半端な金額になりますが、これは食費を一日あたりで計算していないためです。我が家では、食費の予算を週6000円で算出しています。
1ヶ月が5週だとして、月30000円で予算を組んでいます。
ちなみに、この食費にはお菓子や飲み物代が含まれていますが、お米代は別にしています。お米代と合わせると一ヵ月の合計金額は33500円になります。
食費の内訳は、1週間に一度のまとめ買いに使用する5500円程度の買い物代と、平日にも購入するお菓子代500円程度を合わせた6000円になります。まとめ買いの際は、肉や野菜、卵などのメイン食材以外に調味料なども購入しています。
まとめ買いのコツは、ある程度メニューを決めておくことと、買ってきた日や翌日までにできるだけ調理を済ませて食材をしっかり使い切ることにあります。
生鮮食品は賞味期限が限られているので、週に一度の買い物で毎日コンスタントに食材を使い切って以降とすると必ず食材が傷み、廃棄しなくてはならない結果になるためです。
野菜の下ごしらえができるものはしてしまい、冷凍保存や作り置きのおかずにしてしまいます。作り置きも、冷蔵と冷凍可能なものは異なるので、食べる順番に配慮しながら食卓に出していくようにしています。
お肉やお魚は冷凍保存ができますので、調理前のものであれば解凍して使いやすいように小分けにしておくなどの工夫も役立ちます。毎日の献立は、メインの他に副菜がひとつかふたつ出せるようにしています。
子どものアレルギーもあるため、使える食材には偏りがありますが、肉料理は毎日必ずと言って良いほど食卓にあがります。
そこに、野菜のおかずとして作り置きしていたものが添えられるかたちになりますが、野菜の作り置きおかずは朝食の際にもすぐに出すことができるのでとても便利です。
まとめて料理をするのはある程度時間もかかるので、週末など時間のあるときにやっています。
健康と成長を考えた節約術
食費は家計のなかでも最も節約がしやすい費用だといわれています。
実際に節約しようと思えばできる生活費ではありますが、食べ盛りで成長期の子どもがいる家庭では食事の質や量を落としてまで節約をすべきかというとわたしの中でそのような考えは持っていません。
食べることは健康や成長のために重要なだけでなく、楽しみでもあり、家族の時間でもあります。できるだけ手作りや野菜を多く摂ることを心がけて献立作りをしていますが、わたし自身も忙しく疲れているときもあるため、惣菜を取り入れることも少なくありません。
週末にはまとめ買いをして、野菜メインの作り置きおかずを準備するようにしてから、食材の廃棄がほぼなくなりました。
それまでは週に3回程度買い物をしていたのですが、お肉を使う予定がメニューの変更で賞味期限が切れてそのまま捨てるようなこともあったので、この無駄が減ったことは我が家の食費にとって大きなことだったと思います。
食材をしっかり使いきることができるので、買い物をした日に一度満杯になった冷蔵庫が、数時間後か翌日には作り置きの保存容器が綺麗に並んだ状態に変身することも楽しく思えます。
冷凍庫に温めるだけ、揚げるだけ、焼くだけの状態に下ごしらえされた食品があることも安心感があります。わたしは本業の他にアルバイトで夕方から夜まで働くこともあるので、子どもが自分たちで温めて食べることができるおかずの準備にも役立ちます。
食費を抑えて貯金に回したいと、予算を低く設定したこともありますが、結局足りなくなって補てんしていたので、無理なく、食べたいものはあまり我慢せず食事を楽しめるような食材の準備ができる金額が我が家では6000円となりました。